グリーン電力証書を活用したグリーン充電サービス提供 7月23日(金)本格稼動
平成22年7月23日
スリーエフ
グリーン電力証書を活用したグリーン充電サービス提供
7月23日(金)本格稼動
株式会社スリーエフ(横浜市中区、社長:中居勝利)は、コスモ石油株式会社(東京都港区、社長:木村彌一、以下コスモ石油)、エナジーグリーン株式会社(東京都新宿区、社長:飯田哲也)と共同で、横浜市のスリーエフ2店舗に電気自動車(以下、EV)向けの200V充電器を設置し、自然エネルギーで発電された電力を証明するグリーン電力証書を活用した充電サービス「グリーン充電サービス」を7月23日(金)より本格稼動しましたので、下記の通りお知らせいたします。
◇グリーン充電サービス概要
- 1) サービス提供店舗
- スリーエフ 都筑大棚店 神奈川県横浜市都筑区大棚町136-1
- スリーエフ 都筑勝田橋店 神奈川県横浜市都筑区勝田町1049番地
- 2) サービス提供時期
- 2010年7月23日〜2011年6月30日
- 3) 利用対象
- スリーエフが導入済みのEV営業車、コスモEV会員(*1)に加え、同店舗に来店されたお客様もご利用いただけます。
- 4) 利用方法
- 同サービスをご利用頂くには、コスモ石油株式会社の発行するコスモEV会員カード(*2)が必要となります。
- ※カードが無い場合も、上記2店舗でカードの貸し出しを行っておりますので、店舗スタッフへお尋ねください。
- 5) 利用料金
- 当面の間、無料でご利用いただけます。
- 6) 充電設備
- コスモ石油が開発に携わった200V充電設備を各1基設置します。同充電設備は1基で2台まで同時に充電することが出来、ICカードによる認証機能に加え、充電量を把握するための電力量計や通信モジュールを内蔵しています。
【グリーン充電サービスの仕組み】

グリーン充電サービスは、コスモ石油のサービスステーション(SS)に設置した太陽光発電システムから発電して生じた環境付加価値を、エナジーグリーン社がグリーン電力証書(*3)として発行、スリーエフが充電した電力量と同量の証書を購入します。利用者は今回設置した充電設備を利用する事で、EVを100%グリーン電力で充電することが出来ます。
今後EVの普及が予想される中、グリーン電力によるEVへの充電は、社会的にも大きな課題となるものと考えられています。しかしながら、EV充電設備近くに自然エネルギー発電設備を設置することは、設置費用や設置場所等の制約がある為、今回のグリーン電力証書を活用した取り組みは、グリーン電力によるEVへの充電への取り組みとして価値のあるものと考えます。

【用語の解説】
- (*1)コスモEV会員
- コスモ石油のSSに設置する全ての急速/200V充電設備をご利用いただけます。コスモ石油のHP上にある申込書に必要事項を記載のうえ、所定の宛先まで送付いただくことでご入会いただけます。会員には、EV会員カード(下記参照)を郵送いたします。申し込み方法や充電設備設置場所等、詳しくは以下をご参照下さい。
http://www.cosmo-oil.co.jp/ss/ev/index.html
※当面の間、無料でご利用いただけます。 - (*2)コスモEV会員カード
-
コスモ石油がコスモEV会員向けに発行する、急速/200V充電設備の利用に必要な認証カードで、コスモ石油の充電設備であればどこでも利用する事ができます。
充電設備が設置してあるコスモ石油のSSでは認証カードを無料で貸し出しておりますので、詳しくはSSスタッフまでお尋ねください。 - (*3)グリーン電力証書
- グリーン電力とは、風力、太陽光、バイオマス、水力、地熱などの自然エネルギーによって発電された電力のことです。石油や石炭と違って、自然エネルギーによる発電は発電するときにCO2を発生しないため、「環境価値」をもっていると考えられています。「グリーン電力証書」は、自然エネルギーの確かな「環境価値」を証明書として証書化したもので、電力会社から供給される電気とともに購入することで、使用した電力をグリーン電力とみなすことが出来ます。